Archive for the ‘音楽/映画/本’ Category

John Lennon – Happy Xmas

水曜日, 12月 8th, 2010

この時期になると、あちこちで耳にするジョンレノンの声。

12月8日はそのジョンが凶弾に倒れ、40歳で短い生涯を終えた日だ。

それともうひとつ。日本軍が真珠湾を攻撃し、

忌まわしい第二次世界大戦へ参戦した日でもある。

3分半のポップミュージックにのせたジョンからのメッセージを、

今日ぐらい考えてみてもいいのではないだろうか?

If you want.

Happy Xmas (War Is Over)

そう、今日はクリスマス
そして君は何をした?
一年が終わり
そして新しい年が今、始まった
そして今日はクリスマス
楽しんでるといいな
身近にいる人も敬愛する人も
老いた人も若い人も皆

心からメリー・クリスマス
そしてハッピー・ニュー・イヤー
願おうよ 良い年である事を
不安なんてない年をさ

そして今日はクリスマス  (War is over)
弱い人も強い人も  (If you want it)
金持ちも貧しき人も  (War is over)
世界はとても間違ってる  (Now)
そして今日はクリスマス  (War is over)
黒い人も白い人も  (If you want it)
黄色い人も赤い人も  (War is over)
やめようよ あらゆる争いを  (Now)

心からメリー・クリスマス
そしてハッピー・ニュー・イヤー
願おうよ 良い年である事を
不安なんてない年をさ

そう、今日はクリスマス  (War is over)
そして何を僕らはした?  (If you want it)
一年が終わり  (War is over)
そして新しい年が今、始まった  (Now)
そしてハッピー・クリスマス  (War is over)
楽しんでるといいな  (If you want it)
身近な人も敬愛する人も  (War is over)
老いた人も若い人も皆  (Now)

心からメリー・クリスマス
そしてハッピー・ニュー・イヤー
願おうよ 良い年である事を
不安なんてない年をさ

戦争は終わるさ
みんなが望むと
戦争は終わるさ

ラジオ

日曜日, 5月 2nd, 2010

今日は忌野清志郎の一周忌。

NHK-FMでは特番を組み、

なんと驚きの11時間ぶっ続けで

清志郎を流している。

せめてあと十年早く、

彼の歌がこんなにラジオから聞こえていたら、

世の中少しは変わっていたかもしれない。

誕生日

金曜日, 4月 2nd, 2010

一本目のビールは誕生日の清志郎に。

二本目はロックンロールの神様に。

そして三本目はヒッピーに捧ぐ。

忌野清志郎 Baby#1

日曜日, 3月 7th, 2010

この世にいない筈の清志郎から新しいメッセージが届いた。

20年以上も前に録音された『Baby#1』

素晴らしい日本のロックの形。

死後何かと話題になることが多い気がするのは、

ファンにとってどこかもどかしいのは事実だが、いい物はいい。

音楽も写真も表現する者は「上手いとか下手」で評価されるべきではなく、

『良いか悪いか』ただそれだけだと思う。

ファン歴の長さを自慢するヤツもバカだし、

どれだけ好きかを熱く語るヤツもくだらない。

ただ聞けばいい。朝も昼も夜も夜中も聞き続ければいいのだ。

店の事務所の神棚の下に、CDに付いてきたポスターを貼った。

ウチでは開店前に毎日手を合わせるのが日課だ。

その度に忌野清志郎という人を想い、彼が表現したかった事を想う。

愛し合ってるか~い!彼はいつも叫んでいた。

ぴょこんとジャンプして、ステージを駆け回る清志郎は最高だった。

いつまでもずっと聞き続けます。夢を忘れずに。

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iPhone3GS/CameraKit

SOUL DEEP(ソウル・ディープ)

金曜日, 1月 8th, 2010

『ソウル・ディープ』NHK BS1/21:00~22:00。

すっかりブログに書くのを忘れてましたが、全6回放送の今夜は5回目。

ブラックミュージックが好きなソウルブラザー&シスター、

残り少ない放送をお見逃しなく!!

こういうルーツを押さえてないと、飲み屋で隣同士になって、

音楽談義に花が咲いても、まったく全然広がりません。

「なんかオーティスの声ってたまらないよね」

そんな一言で酒の味も変わると言うもの。

なにしろ基本中の基本といったところでしょうか?

今夜も楽しみ~!TVの前に集合だ~!!ってなんだか昭和な感じっすね(笑)

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大晦日と清志郎

木曜日, 12月 31st, 2009

2009年最後の日と言うよりも、来年に繋がる唯一の通過点である大晦日。

私の様にただなんとなくでも生きていれば通れるその通過点を、

今年も通る事が許されなかった人達が沢山いる。

例えば私の大好きな忌野清志郎。享年58歳。

その時のあまりにもショックな気分は「過去のブログ」にも書いたので省くが、

アナタにとってロックミュージックとは?と言う問いに対して、

「ガキどもにとっちゃちょっとした楽しみだけど、オレらにとっちゃ宗教だ」と

ミック・ジャガーが放ったこの言葉を借りれば、

私にとってはまるで教祖様、生きる指標を失うような出来事が起きた一年だった。

それでも癌と戦いながら、彼は強いメッセージを送る。

『夢を忘れずに』

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皆さんは夢を持って歩いてきた一年でしたか?

そして来年も夢を持って生きていけそうですか?

カリブ海に浮かぶ小さな島ジャマイカ。

スラム街ゲットーのルードボーイ達の歌うレゲエのビートが、

路地裏から世界のミュージックシーンに風穴を開けたように、

ひとりひとりが握り締めている小さな夢が、いつか叶う日が来るかもしれません。

「出来ない」「無理」「もうダメだ」そう思った瞬間に、

全ては簡単に目の前から消えて無くなります。

私は長い間、沢山のメッセージを受け取った清志郎ファンの一人として、

辛抱強く、したたかに、そして諦めることなく夢を見続けようと思っています。

それでは一年間、ブンブンブログにお付き合い頂きありがとうございました。

来年は皆さんにとって笑顔の多い一年となります様、

東北の田舎街よりお祈り申し上げます。

最後にもう一度『夢を忘れずに』

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一年の締めくくりなので綺麗にまとめてみたがどうか?(笑)

さてと、ぼちぼち出陣だ。今年は酔いつぶれずに年を越せるのか?

果たして年越しソバまでたどり着くのか?

うはははははは、とりあえずカニカニカニカニ。

それからゲーゲーゲーゲー、あ、もとい。鯨鯨鯨鯨。

呪われて泡吹く位食べるわな、今夜は(笑)

トム・ウェイツ/不毛地帯

土曜日, 12月 19th, 2009

私は今、牛すじを煮込んでいる。

風邪っぴきで体調が思わしくなく、病院で注射を二本打ってもらって、

店を休んで牛すじを4時間もコトコト煮込んでいる。

冷え込みが厳しくなって来た東北地方、今夜のメニューはおでんなのだ。

とろとろに煮込んだ熱々の牛すじにたっぷりと辛子をぬって、

ツーンと来たところに流し込む冷えたビール。くぅ~たまんねっす。

いや、書きたいのはそんなことじゃなかった(笑)

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『トム・ウェイツ』である。

皆さんご存知かと思うが、TVドラマ『不毛地帯』

エンディングに使われている『トム・トラバーツ・ブルース』

トム・ウェイツ3枚目にあたるアルバム「Small Change」に収録されている、

30年以上たった今も、何とも味のある名曲である。

トムは荒れた日々の暮らしに嫌気がさして歌う。

「To Go waltzing Matilda, waltzing Matilda
 You’ll go waltzing Matilda with me」

繰り返されるサビの歌詞は、雪の中に立つ主人公「壹岐」の映像と相まって、

緊迫感のあるドラマのストーリーをクールダウンするかのようにしみる。

手元に歌詞カードがないので定かではないが、

ここで歌われる「Waltzing Matilda」というのは

「マチルダとワルツを~」などと言う意味ではなく、放浪を意味するものだと記憶している。

「ねぇねぇあのダミ声いいよね~」とか「トム・ウェイツ渋くね?」みたいなノリは

不毛地帯を見たにわかファンにはありがちでしょうが、

「酔いどれ詩人」の異名を持つトム・ウェイツ、声高に語るのは無粋と言うもの。

ドラマのエンディングが少しでも気になった皆さんは、

是非トム・ウェイツのその独自な世界に触れてみる事をオススメします。

私のお気に入りは、デビューアルバムとなる「Closing Time」

酒のアテにいい音楽は色々とあるけれど、

私はこのアルバム以上の音楽を知らない。そんな一枚です。

独りコタツに入って一杯やりながら、冬の夜長に彼の声に耳を傾ければ、

きっと忘れていた感情が揺さぶられている事に気づくでしょう。

そうなれば立派なトム・ウェイツのファンです。

いつか無口なマスターのいる流行らない店の片隅で、

アナタと出会える事を楽しみにしています。

ジョン・レノン

水曜日, 12月 9th, 2009

あー!気がつけば12月じゃないか。

そして昨日はジョンレノンの命日でした。

この時期になると、あちこちから聞こえてくるジョンの声。

そして考えずにはいられない、この曲の持つ意味。

「そんなことは土台無理だろう」笑うのは簡単な事で、

「そうなって欲しい」と「願う気持ち」が大切なのかもしれません。

争いのない世界が、いつかやって来ますように(-人-)

Happy Xmas (War Is Over)

そう、今日はクリスマス
そして君は何をした?
一年が終わり
そして新しい年が今、始まった
そして今日はクリスマス
楽しんでるといいな
身近にいる人も敬愛する人も
老いた人も若い人も皆

心からメリー・クリスマス
そしてハッピー・ニュー・イヤー
願おうよ 良い年である事を
不安なんてない年をさ

そして今日はクリスマス  (War is over)
弱い人も強い人も  (If you want it)
金持ちも貧しき人も  (War is over)
世界はとても間違ってる  (Now)
そして今日はクリスマス  (War is over)
黒い人も白い人も  (If you want it)
黄色い人も赤い人も  (War is over)
やめようよ あらゆる争いを  (Now)

心からメリー・クリスマス
そしてハッピー・ニュー・イヤー
願おうよ 良い年である事を
不安なんてない年をさ

そう、今日はクリスマス  (War is over)
そして何を僕らはした?  (If you want it)
一年が終わり  (War is over)
そして新しい年が今、始まった  (Now)
そしてハッピー・クリスマス  (War is over)
楽しんでるといいな  (If you want it)
身近な人も敬愛する人も  (War is over)
老いた人も若い人も皆  (Now)

心からメリー・クリスマス
そしてハッピー・ニュー・イヤー
願おうよ 良い年である事を
不安なんてない年をさ

戦争は終わるさ
みんなが望むと
戦争は終わるさ

キヨシローと1年3ヶ月

日曜日, 5月 17th, 2009

うりゃ~!!2週間ぶりのご無沙汰だぜベイベェ~!!

「イエーッ!!」って言え~!!!(笑)

親方@悲しみのどん底からなんとか立ち直りましたでっすm(__)m

14歳の時に出会ってから、ず~っと追いかけて来た

偉大なソウルマン『忌野清志郎』がこの世から消えてしまってからと言うもの、

数日間は曲も聞けないほど、43歳のいい大人がぽろぽろ泣いて、

自分でもどうしようもないぐらい落ち込みました。

店を火事で焼いた時よりへこんだ。マジで(笑)

1年と3ヶ月、インドからネパールからバンコクから、

そしてここ東北の田舎街から、一日も休まず更新し続けたブンブンブログも、

一言も書けない有様でしたが、今日からまたコツコツと書き始めることにしました。

「よくお店で清志郎かかってましたよね?」訃報を知って、

わざわざ遠くからクルマを飛ばしてきてくれたベイベェ~、

様子を見に来たり、電話をくれた友達、

青山ロックンロールショーで受け取った遺影を、わざわざ届けてくれたお客さん、

前回の日記に書き込んでくれたイッチになおちゃんなどなど、

この場を借りて沢山のソウルブラザー&シスターに改めてありがとう。

清志くんのファンでホントに良かった。

ところでファンの間では『幻のアルバム』と噂される

THE TIMERS『不死身のタイマーズ 』

Amazonでは大変なことになってる様です。

正に「ビンジョー ショーバイハンジョー ダイハンジョー♪」って訳ですね。

例え最高額の20万円つまれたところで、このアルバムは手放しませんよ。

この世の中、金じゃ買えないものもあるんだよ!!

と清志郎も歌っていたし、そう信じて生きて行きたいもんです。

さ~てと、いつまでも落ち込んでないで、オレもぼちぼちJUMPするぜぃ~!!


忌野清志郎『JUMP』

忌野清志郎 タビダチ

日曜日, 5月 3rd, 2009

午前三時過ぎ、寝苦しさで目が覚めた。

缶ビールをもってソファーに座りTVをつけると、

いつもはどうでもいいことばかり話しているニュースキャスターが、

私の目を真っ直ぐ見て淡々と伝えた。

『忌野清志郎さんが癌のため亡くなりました。58歳でした。』

えっ、ウソ。まだ夢の中?何かの間違い?マジなの?

目に映るもの全てから色が消え、TVから流れ出す音はもう聞こえない。

何事もなかったように明けていく夜を感じながら、

キヨシローからの、新しいメッセージはもう届かないのだと思うと、

急に彼の死がリアルなものとして感じられた。

とても、とても悲しい。

14歳の時、キヨシローの歌を聞いて意識が変わった。

一言漏らさず聞かなければ気がすまなかった。

りっぱであろう先生の言葉や親の小言、

TVに映るマヌケな芸能人や薀蓄を語る識者、

ロックの真似事でその気になった薄っぺらいヤツらなんかに比べると、

彼の歌は、いつもクリアーでリアルなメッセージを、

分かりやすい言葉で送り続けてくれた。

彼の歌や生き方から学んだことは大きすぎて、

とてもこうして書ききれるものではないが、

同じ時代にキヨシローがいたことが、彼の洗礼を受けたことが、

本当にラッキーだったと思えるし、人生を左右するぐらい大切なものだった。

いつまでも色あせることなく、彼のメロディーは私の中で生きる。

そして普遍的なそのメッセージが、これからも沢山の人の心に届けばいいなと思う。

心からありがとう。これからもずっと聞き続けます。

夢を忘れずに。合掌。