最近読んだ本に書いてあったんだけど、
商売やってて唯一利益が上がる瞬間ってのは
物をお客さんのお金と交換した時だけなんですよね。
これ物凄く当たり前の事なんだけど、
雑貨屋みたいなコマイ商売やってると、
毎日なんやかんやと雑用に追われて忘れがち。
なんとなく店の中でちょろちょろ動いてるだけで、
「仕事をしてる様な気分」になってしまうから怖い。
自分が経営者、そして誰からも指示されない環境で、
こうなると非常にやっかいです。
利益の上がらない店は、もう店として機能していません。
いけてる店から、潰れそうな店まで、
全国にどれだけの雑貨屋があるのか分かりませんが、
その中で「ここはいい仕事してるなぁ」って1件に
亜州的楽天人 (アジアン・ラティーノ)があります。
「よその店宣伝してどうすんだよ!」って突っ込みはおいといて、
ウチのお店なんかが合う人はきっと好きなはず。
私がバンコクで50万盗まれたのがきっかけで知り合って、
初対面でいきなり酒盛りが始まった店主なんですが、
「やっぱり人が面白い!だから人物に絞って面白いTシャツを売る」
ってコンセプト通りの品揃え、センスよし!
たかがTシャツ、されどTシャツで、
巷にあふれているTシャツも、突き詰めると
こんなにエッジの効いた商材になるんだなっていい例です。
Tシャツのプロとでも言いましょうか、さすがです。
店長イトーも買ってたからなぁ・・・そういえばすがっちも買ってたな(笑)
同業者からリスペクトされる店って憧れるもので、
ウチもどこかで噂になるぐらい、いい仕事したいもんです。