Archive for 3月, 2008

シャレ

火曜日, 3月 11th, 2008

思ったことを直ぐに口に出すタイプで、
昔から「オマエはいつも一言多い」と親にも言われて育った。

三つ子の魂百までとはよく言ったものだが、
それは今も変わってなくて、まぁ誤解を招く事もある。

「人間生きてるだけで丸儲け」
どんなシリアスな事が起ころうと、別に大した事はない。
今日と同じ明日は来ないが、明日があるだけありがたいと思う。

口だけでなく態度で示したシャレ一発。
どうもこういうシャレはきつすぎたようで、
地元の新聞社が「悪質なイタズラ」だと取材にやってきた。

もらい火で燃えた店の壁に「火の用心」
2ヶ月前にに400万かけて店内改装したばっか。そしてあろうことか未保険っす(T_T)

すいません、自分で書いたんです、ほっといて下さい(笑)

神様

月曜日, 3月 10th, 2008

ずい分前の事だけど、朝店を開けると
托鉢の坊さんが店の前に立っている。
もごもごとお経を唱えてる様子。

開店直後のことで売り上げも無かったので、
500円ばかしだけどこれどうぞ、と坊さんに差し出した。

こういう場合、日本では「お布施」と言うのかな?
タイでは「タムブン(喜捨)」と言い、私の大好きな言葉のひとつ。
この世の生きとし生けるものにとって、
何らかの利益になる様な行為がタムブン。素敵な言葉じゃないですか。

そしたら、坊さんが紙を1枚くれと言う。
お礼と言う訳でもないけれど、ちょっと書かせてくれと言う。

するすると筆を動かし始めた坊さんの筆先を見ていると、
男女二人が肩を組み微笑んでる画と
『仲良きところ商売繁盛』と一行の文。

「これどうすれば?・・・・・・・」

「神棚にでも貼っといて下さい」

「あーうちの神棚インドのヒンドゥー、ガネーシャなんですよ。」

「いいんです、いいんです、どんな宗教だって。
違うからって喧嘩するような神様じゃ、ロクな神様じゃありませんから。
その神棚に一緒に貼っといて下さい。」

なんだかこういうくだけた坊さん好きっす。
なるほど、神様とはそういうもんだなと深く感銘した出来事でした。

お店の神棚。

店舗火災にあい、全てが焼き尽くされた中で、焼け残った二体のガネーシャの内の一体。
後ろに見えるのが坊さんに書いてもらった絵。直筆サイン入り(笑)

ガネーシャ

日曜日, 3月 9th, 2008

HPのログ解析というのがあって、
それを見ると、どんな検索語句でウチのHPに飛んできたかが分かる。
最近ずい分と増えてきたのが「ガネーシャ」

去年の今頃だと1日3,4人とかだったのに、
昨日はなんと90人。単純に30倍だ。

だからと言って売り上げが30倍になることは無いが、
実際ガネーシャ関係の商品がよく売れている。

在庫が薄くなってきたので、来月にでも「インドに飛べ」というような
血も涙も無い指令を出す30女が、店に2人もいて泣けてくる。
冗談じゃない、インド嫌いだっていってるのに。

もちろんウチの人気が赤丸急上昇という訳ではなく、
「夢をかなえるゾウ」が売れているおかげ。
それにしても、ガネーシャ様もずい分人気が出てきたもんだ。

TVドラマ化も決定している事だし、
思いっきり当たって「ガネーシャで一儲け」なんて
今からソロバンはじいてニヤニヤしながら皮算用。

そしたら「商売の神様」として毎日崇め奉ります。
お供え物も忘れません。3日に一度はカレーにします。
そして地面にひれ伏して、一生あなたについて行きます。

このぐらい書いとけば、きっとご利益のひとつもあるんじゃなかろか。


オームガンガナパタイエナマハ オームガンガナパタイエナマハ オーム・・・・・・・
↑ガネーシャ様を祈るときのマントラ(祈る時に唱える真言)ですよ~↑

外国人

土曜日, 3月 8th, 2008

店のシャッターをガラガラと下ろして鍵を閉めていると、
「クローズ?」と英語で話しかけられた。

振り返るとそこには3人の「ミンラバ」の国の人(笑)
「ミンラバ」とはビルマ語で「こんにちは」の意味。

店のある塩釜市は小さいながら港町なので、
ちょくちょく外国の船が入り、
3時を過ぎて銀行の窓口が閉まると、
どういう訳だかうちの店に両替にやってくる。

レートはハッキリ言ってめちゃめちゃ悪い。
ここ何年も1ドル100円の固定レート(笑)

あくまで個人の善意の両替だからしょうがない。
と納得してもらうというか、納得しなけりゃ両替しない。
「足元を見る」とか「弱みにつけ込む」とも言う(笑)

「さぁさぁ、どちらさんも、ばばーんと100ドル札出しなはれ。
10ドル20ドルの細かいゼニはお断りだす」

いやね、仕入れの時に持ってくんだけど、
大きな紙幣ほど両替のレートがいいんですよ(笑)

ついでにコンビニの場所から電気屋、スーパーまで
私設のツーリストインフォメーショにもなったりする。

「シンチャオ」「ナマステ」「マガンダンハポン」
「サラマッパギ」「ニイハオ」「シャローン」
「ボンジュール」「スパシーバ」「サワディー」「アニョハセヨ」
面白がって知ってるその国の単語を並べる。

店に居候したイスラエリーやフランス人、
一緒に呑んだり、船に遊びに行ったロシア人、
買い物に連れて行ったドイツ人にビルマ人、
トリニダートトバコなんてとこもあったな。
たしかコロナビールを作ってる国だったっけかな?

その内4人とはひょっこりバンコクのカオサンロードで
再会したりしているから面白い。みんな元気でやってるかなぁ。
100万個もの偶然が重なって、ふっとどこかの街で出会えたら嬉しいと思う。


世界一周の船旅で、どういう訳かウチの店に迷い込んで来た多国籍軍。
「盆栽」について「その心」を聞かれ、まったく説明できなかったのが恥ずかしいおもひで(笑)

仕入れ旅日記1998

金曜日, 3月 7th, 2008

PCの画像整理をしていたら、昔の仕入れの写真が出てきたのでブログに書いてみる。
データを見ると『1998/01/16』となっている。ちょうど10年前ぐらいか。

雑貨屋を始めたのが1997年。
恥ずかしながら、この時初めてパスポートなる物を手に入れた。
つまりは海外に出たのは「仕入旅」が始めて、30歳を過ぎてからだ。

雑貨屋なんて「教科書」があるわけじゃないし、
もちろん仕事を教えてくれる人などいるわけが無い。

今思い出すと、赤面するほどそれはもうむちゃくちゃで、
タイ語は愚か簡単な英語さえろくに話せず、
ただがむしゃらに頑張っていたんだと思う。

それでも2年目にはタイ北部、国境の街チャンライまで
こうして足をのばしているのだから、我ながら中々やるなと褒めて上げたい(笑)

そうやって培われた、後先考えない無鉄砲な行動力は42歳にして今なお健在。
一度仕入れに出ると、中々帰ってこない理由だったりします(笑)


夜行バスでたどり着いたチェンマイからレンタカー(ドライバー付き)で
信号など無い道を時速100キロでかっ飛ばす。アジアンハイウェー。


道端の店にも目を配り、もちろん仕入れながら走る。
写っている木のパチンコで、1個5バーツ(約15円)とかだったと思う。


仕入れよりも何よりもワタシはこれが見たかった(笑)麻薬王クンサーが暗躍したゴールデントライアングルを流れるメコン川。手前がタイ、右がラオス、正面がミャンマー。


極悪顔のドライバー。民家の前を通り過ぎる時、時折クラクションを鳴らすので何だと思ったら、
街道筋のあちこちに女がいるらしい。都合到着まで4人ほど。たいしたもんである。


国境の街の夕暮れ。目の前がラオス国境のイミグレーション。


ここまでくると物価はバンコクの半分以下。それを卸価格でさらに値切ると
ちょっと信じられない値段になる。本物のハンディクラフト物が見つかる。

エアチケット

木曜日, 3月 6th, 2008

たったいま店長イトーの4月2日からの仕入れが決まりました。
つらつらとネットを見ていたらANAが安い!!なんと成田-バンコク間がこの値段。
こういうのは早い者勝ちだから、速攻でぽちっと押しちゃいました。

仙台から繋ぐので、何だかんだで6万ちょっとにはなりますが、
他の航空会社を使うと、仙台からは軒並み10万円超え。

関東や関西の雑貨屋さんが羨ましいっす。本当に。

もう衣料品とかすかすかだし、レザー物もほとんど売れちゃったし、
3月中にも、私かすがっちが出る予定ではいますが、
まぁいついもの調子で行き当たりばったりなので、どうなることやら。

予定は未定であって決定ではありませんからね(笑)
っと、その前に。。。。。仕入れ金稼がないとマズイか。


事務所の壁。大好きなんです、浮世絵。

本日の長男坊

水曜日, 3月 5th, 2008

天然果汁100%♪


                           (≧▽≦)  

給料日

火曜日, 3月 4th, 2008

本日は嬉しい給料日。みんなでこれから焼肉っす。
財布がちょっと厚いので、調子に乗って上タンがしがしいっちゃうと思う。
あ~ハラ減った~!!

本日のアップはマリファナマルチカバー。

もう一体何枚売ったんだろう?ってぐらいのロングセラー。今回もインドから300枚入荷です。
ハスに構えた刺青バリバリのモデルは、すがっち3○歳子持ち(笑)

はっはっは

月曜日, 3月 3rd, 2008

さっきまで楽天の出店説明書を見ながらPCをあれこれいじっていた。
自慢じゃないが、ちっとも進まない。
お尻がむずむずするばかりで、時間だけが過ぎていく。

ほとほと嫌気がさしたので気分転換に商品の写真を撮った。
今日はこれ。

結局1日かけて形に残せた仕事はコレだけで、
雑貨屋なんてまったくもって気楽なもんである。

な~んて呑気にブログに書けば「ハイおしまい」となるかと言うと、
そうは問屋が卸さないし、すがっちはおろか店長イトーだって黙ってはいない。

あとは黙ってると思う。たぶん。

海より深く反省する振りをして、とりあえず楽天の説明書でも持って帰るか。

と書くだけ書いて、店に忘れて帰るのがガネーシャ流。
今日はここまで。閉店です(笑)

楽天

日曜日, 3月 2nd, 2008

インドの荷物の整理が一段落ついたところに、
楽天から分厚い封書が届いた。中身はご覧の通り。

あ~ぁ、一息ついたと思ったら次はコレか。。。。。。
まずは熟読して内容を理解しないといけない。

昔から何でも「取り説」なんか読まないで、実践で身体で覚えていくタイプ。
といえば何となく聞こえはいいが、単なる横着者の現場処理型。
こういう場合はそれが通用しないのが辛いところ。

ご当地仙台では楽天イーグルスのマー君も頑張ってることだし、
たっちゃん(松田竜男42歳厄年)も頑張るとしますか。