親方のブンブンブログ

ウチの店ではPCが一人一台の合計3台。生意気な雑貨屋だと思う。
その他にLinuxを入れてあるサーバーが一台。ずい分生意気だと思う。

おかげ様でwebショップが忙しいので、
それぞれ発送をしたり、アップロード作業をしたり
画像加工をしたりなので、必要な台数ではあるのですが、
今日はその中から「すがっちの親バカPC」をご紹介。

ご覧下さい、15インチとはいえ、ぢゅ、あれ？どぅ？違うな
でゅ、あ、これこれ、dひゅある、うは！違う何だっけな？

でゅ、これだ！「デュアルモニター」と打ちたかったんです。
皆さんちゃんと打てますか？「でゅ」あーびっくりした。

さて、そのぢゅ、デュアルモニター（笑）
の見事な親バカっぷり。息子さんですよ、デカデカと。
レジから一番見える場所にあるので、お客さんから子供の話を振られると、
それはもう嬉々としてこのモニターを見せる訳ですね。

すいませんお客さん、一言「かわいい」と言ってやって下さいm(__)m
影の方でこそこそマージャンゲームやってる私も喜びますから（笑）

ところで気になるのはマウスパッドの使い方。
「逆だろ？」と突っ込むと「だって使いにくいんだもん」と、
一言で切って捨てられてしまいました。

こんな使い方だったら、普通のマウスパットでいいと思いませんか？
まったく。

な～んて、こんなブログを書くこと自体、私も立派な親バカですが、
モニターとキーボードは「カラーリング・バイ・オレ」っす。
どーすかｴﾌﾞﾘﾊﾞﾃﾞｨ？（笑）

このマネキンはどうかと思う。もちろん全員。
某デパートのランドセル売り場にて。

ついに2ヶ月目、皆勤賞でございます（笑）
もうビックリだなー自分、やれば出来るじゃないか。

今日はお店の休業日。
先日脳梗塞で倒れた父の見舞いに行ってきました。恩歳72歳。

首の動脈の詰まりを取り除くという、
全身麻酔による5時間にわたる手術を受けたのが13日。

このいい大人というか、分別のある「はず」の老人が
まぁ実の父親なのですが、この人がまたその手術を受けた次の日に
やおらベッドから起き上がり、思いっきり転倒、
「いったい何を考えているんだ？」というような偉業を成し遂げまして、
つい2日前までICU（集中治療室）に入れられておりました。

これには手術を執刀した担当医が、相当激怒したようで、
いくらか大人しくなっていましたが、
「何がしたかったんだ？」と誰でもが抱くであろう疑問をぶつけてみた所、
「窓の外の景色が見たかったんだ」とのこと。

外の景色だったら良いけれど、下手すると
川原に咲くお花畑を見ていた可能性もある訳で、
向こう岸で手を振ってるご先祖様と「久しぶり」なんつって
一緒にいっちゃう可能性だってある訳で、
看病に付いている母が泣いておりました。

本人的には「手術は成功したんだからもう大丈夫」という
「根拠の無い自信」があったらしく、まるで自分を見ている様で
「血は争えないとはこのことか」と感じた1日でもありました。

さてと、おかげ様でアクセス数も増えてきてる事だし、
次は「ビバ☆3ヶ月」に向かっていってみよっ！！

本日の長男坊

工事現場。らしい。

きちんと歴史を知っている訳ではないので、大きな声で叫びはしないけど、
いつか行ってみたい土地のひとつだから
今チベットで何が起きているかはちゃんと見ておきたいと思う。

web用のパイプ写真25本分を撮り終えて、
ごりごり言ってる肩をカナヅチで叩きながら画像加工をしていると、
仕入れ部隊のイトーから電話が入った。

コブラスニーカーのオーダーについての内容だったが、
そばにいるマネージャーがどうやら話したがってる様子。

「サワディ～　サバ～イディ～マイ？」
どこかのんびりと間の抜けた声が、受話器の向こうから聞こえてくると、
ナンプラーの匂いと一緒にタイの風景が目の前に広がり、
心は一気にアジアの街角に飛んでしまう。

「そうか、あいつも元気でやってるか」
なんだか嬉しくなってしまった。

いつもの決まり文句ではあるが、
「次はいつくるんだよ」と聞かれると
なんだかにやけてしまう。

アジアの街には、会いたい笑顔が沢山あるのだ。

「これインドで買ったら○○円だぜ、高けぇなぁ」

「バンコクのどこそこだったら○○円なのに、なにこの値段」

はいはいお客さん、しっかり聞こえてますよ。
というか聞こえるように言ってるんでしょうけど（笑）

こういうお客さんがたま～にいて、店に立ってる私としては
もう「海よりも広い心」で接客するしかないのですが、
こういうお客さんは得てして「旅なれてる自分」もしくは「アジアに詳しい自分」を
一緒に買い物に来た彼女なり、友達なりに見せたいわけで、
そこは一歩引いた大人の対応を心がけたいもの。

アジアの街角でもこの手の「困ったちゃん」に遭遇しますが、
思わず唸ってしまう様な経験の持ち主と言うのは、
黙っていてもオーラが出ていたり、漂々とまったくそれを感じさせないかのどちらか。

私たちはもちろん「仕入れ」と言う目的で行くので、
見ていれば「旅行者」か「バイヤー」かはすぐ分かるような行動パターンで、
基本は「モノ」にしかピントが合っていません。

ろくすっぽ観光名所や美味しいレストランなんか知らないので、
逆にこういうお客さんから得る情報は嬉しいものなのですが、
あなたが今「現地で○○円で買った」とウチの商品を手にして
喜々として話しているソレ、大概はぼられてます（笑）

「餅は餅屋」の言葉どおり伊達にそれで食ってるわけじゃないので、
ちょっとエエカッコしたいのも分かりますが、話の切り口は考えましょう。
遊んで欲しいなら「遊んで」って言ってくれればいいのに、
ほらほら「また始まった」と隣の彼女あきれ顔じゃないですか（笑）

流通に乗って販売されるに至るまでには、様々な経費がかかって来ます。
これって当たり前の話なんですが「困ったちゃん」は気づかないもの。
ウチは趣味の店でもないし、大人が3人食ってかなきゃなりません。

「じゃ現地行って買えば？」「エア代高いよ～今。原油価格上がってるし」
な～んて、言えないのが客商売の辛いところっす。

ウチのイトーが仕入れに出ています。
日々の仕入れの様子はこちら。

雑貨屋なんてね、別に洒落た商売でもなんでもないし、
仕事で海外に行けるからって、
プールサイドでの～んびり出来る訳じゃないし、
観光名所だって回ってるヒマなんかありません。

体感気温がゆうに40度を超える市場の中を
滴り落ちる汗を首から下げたタオルでぬぐいながら、
ひたすら獲物を求めて、荷物を引きずりながらさ迷うわけで、
雑貨屋に淡い夢など抱いてる方には申し訳ないですが、
言ってしまえばただの肉体労働っす。いやホントに。

歳を取ってくるとこたえるんだなぁ、これが。
なので最近の私はというと「出来る事なら仕入れなんか行きたくない派」（笑）
この時期は特に。来月には有名な「水掛祭り」が行われるほど暑いんです。
まぁ年間通して、天気予報は「暑い」「やや暑い」「とても暑い」の
3パターンしか無いみたいですけど（笑）

＊写真中央前列、すがっちの隣で嬉しそうに水鉄砲構えてるのは、日本で人気のエスニックファッションブランド（らしい）ご存知Mitra（ミッタラー）永遠の問題児ブジュン（笑）

なにしろうだるほど暑いんですよ。市場の中は地獄っす。
その中でも雑貨屋が避けて通れない「ウィークエンドマーケット」

1日じゃとても回りきれない広さと、二万とも三万とも言われている店の数。
それだけでもごちそうさんなのに、加えて来場者数は十万人越え。

今日明日はイトーがそこをさ迷ってる訳なんですけどね（笑）
暑いからって「じゃ今日は帰ろうかな」なんて言ってられないし、
雑貨屋の仕入れは「体力」と「気力」が勝負！
もひとつ言うと「面白いものを見つける子供のような視点」これが全てです。

ちょっと一服と思って腰を下ろせば、メニューまで暑そう。お天道様が心底ﾆｸｲ（笑）

ギター１本でやってるのを聞いてから
ずーっと弾きたかったんですよ。

私は和音を上手に耳で取れない人なので、
譜面出てないかなぁ、なんて軽い気持ちでぐぐったら
ちゃんと出てるじゃないですか、ビバ！インターネッツ！！（笑）

昔は譜面なんか全然手に入らなかったので、
４小節音を取るのに何時間もかかったりして
それはもう泣きながらコピーしたもんだけど、
ホント便利な世の中になりました。

早速DLしてギターで譜面を追っかけてみたら、
特に難しいところもないし楽勝っぽいです。
まぁこの手の曲は弾くのは簡単でも、
人に聴かせられるようになるまでが大変なんですが。

ふにゃふにゃになった指先に喝を入れるべく、次はコレかな。

ぱっとみは、派手な感じでちょっとハードル高そうだけど、
リズムがハッキリして、テンポが速いほうがゴマカシが効くので
かえって弾きやすかったりします。

ホントはどっちもピアノで弾きたいところなんですが、
まったく弾けないんです、ピアノ、残念な事に。
子供と一緒に習いにいこうかなぁ（笑）

競輪競馬は元々やらないし、パチンコもずい分前にやめた。
賭け事が嫌いかと聞かれれば、間違いなく好きな方だけど、
機械や馬を相手にするのは合わない。

やっぱり人、人とやるのが面白い。
マージャンとかトランプとか花札とか。

こないだバーで呑んでいて、ちょっとしたオフザケから賭け事が始まった。
ありがちですよね、他愛も無い暇つぶし。
「次に来る客は男か女か」とか、何でも賭け事になっちゃう。

まぁ最初はこんなもんからスタート。「それじゃ呑み代でも稼いじゃおうかなー」の
非常に微笑ましいレベル。人間関係も良好。全員の笑顔がマブシイ。

酒が進むにつれ、呑み屋での博打は大きくなるものと相場が決まってる。
そろそろ真剣になるレベル。1プレーごとに反省の言葉が漏れ始めたりする。

ステージに諭吉君が登場すると、場は一気にひーとうっぷ！
「よそ見をしない」「無駄口はたたかない」「プレーに集中」する。
平静を装いながらヒザはガクブル。

この日の負けは○万円。この頃にはもうべろんべろんだったりするので、
負けた所で、次の日財布の中を見るまでは気づかなかったりします（笑）

「3階？」

「ぐらい」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

エレベーターの中から正面を見据えたまま
2人の間にちょっとした沈黙が流れる。
こういう我慢比べ的なパターンでは、大体私が負ける。

「ぐらい」ってなんだよ「ぐらい」ってと思いながら、
小さく舌打ちをしてエレベーター横にある
フロア別の会社表示板へ確認に向かう。

何の話かというと、突然決まった仕入旅のためのエアチケットを
某旅行会社に受け取りに行ってきたのだが、
エレベーターに乗る際、何階だったか忘れていて、
私が「適当」に「3階？」と聞いたことに対して、
すがっちがこれまた「超が付く適当」で「ぐらい」と返してきたので、
ぎゃふんとなってしまったという話。

しかし今日一日生きてきて、記憶に残ったのがそんな事だけかと思うと、
なんだか人生の無常を感じる。
明日からイトーが仕入れに出ます。ご期待下さい。