Archive for the ‘音楽/映画/本’ Category

戦場のメリークリスマス

金曜日, 3月 14th, 2008

ギター1本でやってるのを聞いてから
ずーっと弾きたかったんですよ。

私は和音を上手に耳で取れない人なので、
譜面出てないかなぁ、なんて軽い気持ちでぐぐったら
ちゃんと出てるじゃないですか、ビバ!インターネッツ!!(笑)

昔は譜面なんか全然手に入らなかったので、
4小節音を取るのに何時間もかかったりして
それはもう泣きながらコピーしたもんだけど、
ホント便利な世の中になりました。

早速DLしてギターで譜面を追っかけてみたら、
特に難しいところもないし楽勝っぽいです。
まぁこの手の曲は弾くのは簡単でも、
人に聴かせられるようになるまでが大変なんですが。

ふにゃふにゃになった指先に喝を入れるべく、次はコレかな。

ぱっとみは、派手な感じでちょっとハードル高そうだけど、
リズムがハッキリして、テンポが速いほうがゴマカシが効くので
かえって弾きやすかったりします。

ホントはどっちもピアノで弾きたいところなんですが、
まったく弾けないんです、ピアノ、残念な事に。
子供と一緒に習いにいこうかなぁ(笑)

サヨナラCOLOR

火曜日, 1月 22nd, 2008

いい、いい、とは聞いてたけど、やられましたハナレグミ
キヨシローと一緒に歌ってるのをYouTubeで発見。
「サヨナラCOLOR」ちょっとこの感じ、たまんないなぁ。

これは映画のサントラらしいので、
ちゃんとアルバム通して聞いてみないと分からないけど、
久しぶりにファンになっちゃいそうな予感。
SUPER BUTTER DOGの方から聞いてみるかな。楽しみっす。


先日の長男坊。

一生懸命一人でのりのり。

John Lennon

土曜日, 12月 8th, 2007

12月になると 思い出したようにジョンの声 ♪
と歌っていたのはSIONだっけかな?

この時期になるとあちこちでジョンレノンのHappy Xmas(War Is Over) が流れる。
あまりにも有名なこの曲を知っている人は沢山いると思うが、
今日がジョンの命日だということを覚えてる人はどれだけいるだろうか。
そしてその昔、日本が真珠湾を攻撃し太平洋戦争に参戦した日でもあるんですよ。

ビートルズが好きになれなかった私の耳に、ジョンの声が響いたのは
仕入れに出向いたネパールでのこと。
宿の屋上でビールを飲みながら降るような星空を眺め、
持ち歩いていたノートPCからこの曲が聞こえて来た時、
なんだか心の深い所にいきなり届いてしまいました。

今日は12月8日。ぼちぼち客足が遠のいてきた時間、
お店ではこの歌が繰り返し流れています。

次の世代の子供たちのためにも、世界中に平和がやってきますように。

Happy Xmas (War Is Over)

そう、今日はクリスマス
そして君は何をした?
一年が終わり
そして新しい年が今、始まった
そして今日はクリスマス
楽しんでるといいな
身近にいる人も敬愛する人も
老いた人も若い人も皆

心からメリー・クリスマス
そしてハッピー・ニュー・イヤー
願おうよ 良い年である事を
不安なんてない年をさ

そして今日はクリスマス  (War is over)
弱い人も強い人も  (If you want it)
金持ちも貧しき人も  (War is over)
世界はとても間違ってる  (Now)
そして今日はクリスマス  (War is over)
黒い人も白い人も  (If you want it)
黄色い人も赤い人も  (War is over)
やめようよ あらゆる争いを  (Now)

心からメリー・クリスマス
そしてハッピー・ニュー・イヤー
願おうよ 良い年である事を
不安なんてない年をさ

そう、今日はクリスマス  (War is over)
そして何を僕らはした?  (If you want it)
一年が終わり  (War is over)
そして新しい年が今、始まった  (Now)
そしてハッピー・クリスマス  (War is over)
楽しんでるといいな  (If you want it)
身近な人も敬愛する人も  (War is over)
老いた人も若い人も皆  (Now)

心からメリー・クリスマス
そしてハッピー・ニュー・イヤー
願おうよ 良い年である事を
不安なんてない年をさ

戦争は終わるさ
みんなが望むと
戦争は終わるさ

タクシードライバー

木曜日, 9月 20th, 2007



昨夜1杯やりながら、10年ぶりぐらいに
タクシードライバーを見た。
監督は鬼才マーティン・スコセッシ。

全編にわたって映像からにじみ出る、
都市に閉じ込められてしまった男の絶望感と閉塞感。
デ・ニーロ演じる主人公トラビスが
ちょっとしたきっかけから八方塞がりの人生に
銃弾をもって風穴をあけるまでのストーリーが
濃密にエロティックに描かれている。

製作は1976年、なんと31年も前の作品だ。
70年代といえば、セックスピストルズが「ロックは死んだぜ」と
60年代の幻想だった「LOVE&PEACE」に中指を立てて唾を吐きながら登場し、
カリブ海に浮かぶ小さな島から産声を上げた
力強いレゲエのバックビートが世界を駆け回り始めた頃だ。

レゲエミュージックの火付け役となった映画といえば、ハーダー・ゼイ・カム(1972年)
レゲエファンならずとも音楽好きにはこちらもオススメ。

ちなみにロードムービーの傑作イージーライダーは1969年の作品。
ヒッピースタイルの主人公2人が最後に死んでしまうというストーリーは
LOVE&PEACEという幻想を掲げた60年代の終わりを象徴してるのかもしれない。

大分横道にそれてしまった、話をもどそう。
ピストルズ2代目ベーシスト、永遠のジャンキーシドビシャス
そのカリスマ性から、今でもパンクロックの代名詞的な存在だが、
この映画の主人公トラビスもまた革命的なパンクスの一人かもしれない。

アーミージャケットの中に拳銃を隠し、
モヒカンにサングラスをかけた彼がニヤリと笑う時に感じる
どうしようもない息苦しさと狂気が、今のこの国にもあるような気がする。

なにしろ必見です、見てない人は絶対見るべし。
映画音痴の私でさえ大絶賛。
昨夜は安物のワインと一緒に見たのですが、
強い酒が欲しくなること間違いなし。
お気に入りのウィスキー同伴でご覧下さい。

そういえばスコセッシ監督、
現在ストーンズのドキュメンタリーSHINE A LIGHT製作中。
めちゃめちゃカッコよすぎの予感、これが最高に楽しみだったりします。