ぼっちゃんが四月から通うことになった幼稚園へ、制服の受け取りに向かう。
私も卒園してしばらく足を向けてなかったので、のこのこ一緒についていった。
園の入り口は坂道になっていて、小さいころあれほど長く感じた上り坂が、
ほんの十数歩で上りきってしまったのに少々驚く。
実は何かと縁があるお寺さんのやっている幼稚園だったりする。
例えば私の名前はここの住職につけてもらった。
例えば私はもちろん、すがっち(ヨメ)もここを卒園した。
例えば十数年取引のあるバンコクのタイダイ屋で
ここの住職の名を告げられて驚いた。などまだまだある。
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今日も境内に勝手に入り込み小さい頃の記憶を探していると、
寺の奥さんに声をかけられ、何十年かぶりにお話しをさせて頂いた。
ただ不審に思われただけなのかもしれないが(笑)
縁とは不思議なもので、大事にするも粗末にするもその人次第。
私は昭和の昔人なのでやっぱり「縁」は大切にしたいと思うのでした。
【袖触れ合うも他生の縁】
袖が触れ合うようなちょっとしたことも、
前世からの深い因縁によって起こるものであるということ。
「多少の縁」と勘違いしてる人もいるようなので注意。私のことね(笑)
「他生」は「今生」の対語で、前世と来世の称。この場合は特に、前世の意。
以上、本日の豆知識でした(笑)