All Need Is Change

TVでは繰り返しオバマの勝利宣言の映像が流れている。

彼が大統領になったところで、世界を覆う閉塞感や、

経済の失速が急に好転するとは思えない。

「Yes we can」

この力強くてわかり易いキャッチフレーズが、

それぞれ人に都合の良いように解釈され、

「これで何かが変わるはずだ」と「なんとなく」思い込んでしまってる様な気がする。

TVの画面からはすでに不自然で不穏な雰囲気さえ感じてしまう。

「can」が「can’t」に変わる事があれば、

世界中を覆っている閉塞感は、ますます深まることになるだろうし、

その結果は意外と早く出るのかもしれない。

それにしても、日本には何でこのようなカリスマ性のある政治家がいないのか。

例えば自民党から民主党に政権が移ろうと、

この国は相変わらずのらりくらり、何も変わらないと思う。

60年代後半に「All Need Is Love」と歌ったジョンレノンは鼻について大嫌いだったが、

後のインタビューで「All Need Is Change」と言っているのを読んで、

いっぺんで好きになってしまった。

今ジョンレノンが生きていたら、一体どんな歌を歌っていただろう?

どんな政治家の名演説よりも、3分間のポップミュージックに乗せて、

とても大切なメッセージを発信していたのではないだろうか。

IMG_3026.JPG

3 Responses to “All Need Is Change”

  1. えーちゃん より:

    そうですねぇ、どこに政権が移ろうと何も変わらないと思います。w
    ホント政治家の演説なんかより、音楽に乗せたメッセージのほうが何倍も説得力があると思いますね~。♪

  2. kyouko より:

    ワタシはバカなんで政治はチンプンカンプンですが・・・
    ゲバラの様な男に現れて欲しいですがな。でへへ。

  3. 親方 より:

    >えーちゃん
    まったくだよねぇ。
    「音楽の持つ力」ってバカに出来ないと思うよ。

    >kyoukoちゃん
    まぁ零細ながら輸入に関わるワタクシとしては、
    世界の行く末を案じてる訳ですよ。うむ。
    酒呑んじゃうと、どうでも良くなっちゃうけどねー(笑)