仕入れ旅日記1998

PCの画像整理をしていたら、昔の仕入れの写真が出てきたのでブログに書いてみる。
データを見ると『1998/01/16』となっている。ちょうど10年前ぐらいか。

雑貨屋を始めたのが1997年。
恥ずかしながら、この時初めてパスポートなる物を手に入れた。
つまりは海外に出たのは「仕入旅」が始めて、30歳を過ぎてからだ。

雑貨屋なんて「教科書」があるわけじゃないし、
もちろん仕事を教えてくれる人などいるわけが無い。

今思い出すと、赤面するほどそれはもうむちゃくちゃで、
タイ語は愚か簡単な英語さえろくに話せず、
ただがむしゃらに頑張っていたんだと思う。

それでも2年目にはタイ北部、国境の街チャンライまで
こうして足をのばしているのだから、我ながら中々やるなと褒めて上げたい(笑)

そうやって培われた、後先考えない無鉄砲な行動力は42歳にして今なお健在。
一度仕入れに出ると、中々帰ってこない理由だったりします(笑)


夜行バスでたどり着いたチェンマイからレンタカー(ドライバー付き)で
信号など無い道を時速100キロでかっ飛ばす。アジアンハイウェー。


道端の店にも目を配り、もちろん仕入れながら走る。
写っている木のパチンコで、1個5バーツ(約15円)とかだったと思う。


仕入れよりも何よりもワタシはこれが見たかった(笑)麻薬王クンサーが暗躍したゴールデントライアングルを流れるメコン川。手前がタイ、右がラオス、正面がミャンマー。


極悪顔のドライバー。民家の前を通り過ぎる時、時折クラクションを鳴らすので何だと思ったら、
街道筋のあちこちに女がいるらしい。都合到着まで4人ほど。たいしたもんである。


国境の街の夕暮れ。目の前がラオス国境のイミグレーション。


ここまでくると物価はバンコクの半分以下。それを卸価格でさらに値切ると
ちょっと信じられない値段になる。本物のハンディクラフト物が見つかる。

3 Responses to “仕入れ旅日記1998”

  1. こんこん より:

     いい写真ですねえ!タイの人はやっぱり笑顔がいい。
     僕も7、8年くらい前にゴールデントライアングルに入った事があります。国境沿いの街にいると、何か妙な高揚感を感じてしまいます。

  2. 福太郎 より:

    麻薬王クンサー・・・ワ族の作った“あれ”ですね。

    やっぱタイの写真は癒されますねぇ!

  3. 親方 より:

    >こんこんさん
    前のタクシードライバーの時も思ったんだけど、
    こんこんさんは感覚的に似たようなところがある気がします。
    国境の街に着いた時に感じたざわざわする気持ち。
    アジアの街角で出会ってたら、
    間違いなく「屋台で一杯」でしたね(笑)

    >福ちゃん
    さすが詳しいなぁ福ちゃん(笑)
    今のバンコクじゃ出会えない風景があったよ。